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THE WHO at 武道館 [17・19/Nov/2008] [LIVE in Japan]

武道館に立つTHE WHO!

早いものであれからもう一週間。この年で生涯忘れえぬLIVEというものに再びめぐり合えるとは思わなかった。武道館に立つTHE WHOの姿、それは来日の噂が立つたびに夢見ていた光景だ。武道館はすり鉢状の会場であるために、2階席からの歓声や拍手も十分ステージに届く、世界でも有数の大型ライヴハウス(?)だ。

Pete & Roger、Beatlesに始まり、数多くの著名なアーティストが伝説ともいえるLIVEを披露してきた武道館へようこそ。

Zak、お父さん(リンゴ・スター)も演奏したこの場所へようこそ。

我々は新たな伝説の目撃者となった。

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武道館のコンサートには数え切れないほど足を運んだが、男子トイレが長蛇の列になっている光景は初めて見た。平均年齢はかなり高そうだ。まさにオヤジの集いである。17日は超満員で、始まる前から客のノリがものすごかった。19日は満席とまではいかず、二階席の上の方に黒い幕がかけられていた。

開演時間を過ぎて10分弱経った頃、客電が落ちてPeteとRogerがサポートメンバーと一緒に登場。オープニングの定番、デビュー曲の"I Can't Explain"が始まった。いきなりPeteのWindmil奏法(腕をグルグル回しながらギターを弾くPete独特の奏法)とRogerのマイクトルネード(マイクをぶん回しながら歌うRoger独特の唱法)が炸裂!

"Anyway Anyhow Anywhere"ではPeteがギターのヴォリュームを巧みに操作してノイズ音を出し、擬似的なフィードバック奏法(一度鳴らしたギターの音を再びギターのピックアップで集音してノイズを出す奏法)を披露。

続くは現時点での最新アルバム、「Endless Wire」の1曲目である"Fregments"。イントロに"Baba O'reily"のフレーズがフィーチャーされているThe Whoロックアンセムだ。この曲のMCで、Rogerは前日の休暇にどこか行ったらしく、日本はとても美しい国だと語ってくれた。

"Who Are You"ではRogerがアコースティック・ギターを手に歌う。そのままRogerがアコギを引き続け、Peteが"Behind Blue Eyes"のイントロを弾くと、もの凄い歓声が鳴り響いた。

「デビュー曲から70年代の曲、2006年の最新アルバムからの曲を演った。次の曲は72年頃に作ったテクノロジーについての曲だ。」とコメントして"Relay"が始まる。"Relay"のこの解説は、内容は同じでも表現が各会場で微妙に違っていた。

オリジナル・ドラマー、Keith Moonが叩いた最後のアルバム、「Who Are you」からの"Sister Disco"が終わった暗い会場で"Baba O'reily"のイントロが始まると、武道館は歓声の渦となった。中盤にPeteが叫ぶ「Only Teenage Wisdom!」のフレーズでは大合唱となり、その歓声は鳥肌が立つほどだった。これこそ武道館の醍醐味だ。

(結果的に)ベースのJohn Entwistleが弾いた最後のアルバム、「It's Hard」から"Eminence Front"。これは数少ないPeteがリードボーカルを取る曲だ。単調だが印象的なフレーズを繰り返すため、私は何となく名曲"Magic Bus"を思い出してしまう。

最高のロックオペラ大作、「Quadrophenia」から"5:15"と"Love Reign Over Me"。"5:15"では古き良き時代の英国鉄道の、運転席からの景色が早回しで映し出される。"Love Reign Over Me"はRogerのヴォーカルがド迫力だ。この年齢でこのパワーはとにかくもの凄い。

LIVE終盤のお約束、"Won't Get Fooled Again"。クライマックスのZakのドラムソロは、プロモーションビデオでKeithが叩くその姿のままで、まさに生き写しだ。スネアやタムを叩くリズムとライトアップのコンビネーションが最高にかっこいいのだ。そしてそれに続くRogerの魂からの「Yeahhhh!」という叫びが見事にキマる。二人だけになってしまったTHE WHOのLIVEを見るたび、この瞬間だけはいつも、天からKeithとJohnが降臨しているような感覚になるのだ。

代表曲"My Generation"!この曲には有名な「Hope I die before I get old」(年とる前に死んでやるさ)というフレーズがある。80年代と90年代のTHE WHO再結成時には演奏されなかった曲だが、最近のツアーではアンコール前の曲としてすっかり定着した(たまに違う場合もあるが)。LIVEでの"My Generation"は、途中から曲調が変わってブルース調のテンポになり、PeteとRogerはそれに合わせて「It's Hard」からの"Cry If You Want"を歌う。

本編最後の曲は"Naked Eye"、今回の日本公演では、武道館のみで弾かれた名曲だ。

アンコールは「Tommy」メドレー。2004年にRock Odysseyで演奏してくれた曲目と同じだ。最後の"See me feel me"は圧巻!この数日LIVE続きなので声が枯れてしまっていたが、たとえ声が十分に出ずともありったけの声を出して歌った。次は二度とないかもしれないから。。。

そして遂に最後の曲、"Tea & Theatre"。Peteの自伝的な内容が含まれており、歌に登場する人物とKeithやJohnの姿がかぶる。

夢は終わった。以下、セットリスト。 

  • I Can't Explain
  • The Seeker
  • Anyway Anyhow Anywhere
  • Fragments
  • Who Are You
  • Behind Blue Eyes
  • Relay
  • Sister Disco
  • Baba O'reily
  • Eminence Front
  • 5:15
  • Leve Reign Over Me
  • Won't Get Fooled Again
  • My Generation ~Cry If You Want~
  • Naked Eye

    ~encore~

  • Pinball Wizard
  • Amazing Journey
  • Sparks
  • See Me Feel Me
  • Tea & Theatre

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終演後にPeteが投げたピックをゲット!これまでUKとUSのThe Whoの公演に何度も足を運んだが、ピックを客席に投げるPeteは初めてだ。まさに感無量!

The Whoの単独日本公演が実現し、最高の夜を過ごせたことで、私のLIVE人生にも一区切りがつきそうである。


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