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SUPERMAN RETURNS [FILM]

SUPERMAN RETURNS !

(これ、多少ネタばれですので気をつけてください)

スーパーマンが帰ってきた!

突如姿を消したスーパーマン。しかし5年に及ぶ自分探求の旅を越え、今地球に帰還した。帰還した場所は、第1作と同じKent Farmだった。最愛の母との再会!そして自分自身を再度見つめなおした後、クラーク・ケントは再び大都会、メトロポリスへ!

 

そこでは最愛の恋人、ロイスが結婚し、母親になっているという非情な現実が待っていた。ロイスは「なぜ世界はスーパーマンを必要としないか」という記事でピューリッツア賞を受賞しており、もはや自分を必要としていないロイスの姿を見てクラークは肩を落とす。ロイスはやはり第1、2作のMargot Kidderと比べてしまうと若すぎるように見える。第1作放映当時の1978年、Margotは30歳だったそうで、それが仕事一筋、キャリアウーマンというキャラクターを見事に表現していたと思う。今回のKate Bosworthは22歳くらいだそうで、やっぱりピューリッツア賞を取った超ベテランライターとして見るには幼く見えてしまう。

 

そんな折、第1作と同じくロイスが恐るべき(今度は)飛行機事故に巻き込まれる。そこに突如現れる救世主、スーパーマン!超人的な離れ業で見事、乗客を助けた後のスーパーマンの笑えるほど冷静なセリフ、気絶するロイスなど、旧作を意識した作りとなっていて面白い。第1作に数多く収録されていた、スーパーマンの超人的パワーを見せ付けるショートエピソードも、それぞれがスケールが大きくなって見応え十分。今回は悪人とスーパーマンの戦い(といっても一方的にスーパーマンが強いのだが)があるだけで、逮捕したり退治したりする場面がないのは子供を意識した作りにしているからだろうか。

 

一方、悪の象徴、レックス・ルーサーが暗躍。アメリカ大陸を破壊してその一部に自分の帝国を築く目論見は第1作と同じだ。しかし今回のKevin Spacey演じるレックス・ルーサーは、Gene Hackmanが演じた第1,2作がコミカル面を強調していたのに対し、より「悪党」を強調しているように思えた。衣装も渋い。

 

スーパーマン(本名:カル・エル)の父親、ジョー・エルに再びMarlon Brandoが第1作と同じ映像で登場。録画してある設定なので、当然セリフも同じだ。このジョー・エルのセリフは、常にスーパーマンの精神のあり方の肝となっている。

今回のレックス・ルーサーの悪党ぶりは凄い。第1、2作で登場したあの美しい北極の「スーパーマン神殿」に悲劇が訪れるのだ。全てを失ったスーパーマンはレックス・ルーサーに果敢に挑むが、スーパーマン唯一の弱点、クリプトナイトに覆われた「レックス・ルーサー帝国」の中では赤子同然の扱いを受け、無残に敗れ去る。再起不能と思われたスーパーマンを救う鍵となるのは果たして!?

日本公開前なので核心部分は今の時点では伏せておくが、正直この展開には驚いた。(日本で公開されてしばらくすれば追記します) これはこれまで全てのスーパーマンを描いた物語とは違う、新たなスーパーマンの物語の始まりである。そう、もうスーパーマンは孤独ではないのだ。

映画の中で必死の看病も空しく、スーパーマンは静かに息を引き取る。その翌日のデイリープラネット新聞の見出しは「SUPERMAN IS DEAD」。しかし俺は実際にこの見出しの新聞を見たことがあった。

これは2004年10月11日の夕刊の一面だ。そう、映画4作に渡ってスーパーマンを演じた、クリストファー・リーヴがお亡くなりになってしまったのだ。新聞の第2面には「Superman actor was real-life hero」と見出しがつき、1995年の忌まわしき落馬事故に遭ってから、これまでの闘病生活が記されていた。体の全ての感覚を失っていても、必ず自分は治ると信じ、そして実際指を動かせるようにまでなったそうだ。妻のhugを感じることができたと言っていたそうで、回復する兆しを見せていただけに本当に残念。合掌

この映画が終わった時に流れるエンドタイトルには、Christopher Reeveと(奥さんの)Dana Reeveに捧げる、というクレジットが出てくる。そういった意味からもこの映画を見るときには、やはりクリストファー・リーヴの偉大なスーパーマン像を再認識してからの方がいいだろう。

 

 

日本での公開は8月下旬だそうで、見る前にはまず絶対第1作の「SUPERMAN THE MOVIE」を見ておくことをお勧めします。SFXなどないこの時代にこの描写は凄いです。映画としても最高の娯楽作品。もちろんこれを見てなくても楽しめるけど、上に色々書いたように、第1作と関連する場面が多いので、見ておいた方がより理解が深まります。

 

余裕があれば第2作の「SUPERMAN Ⅱ 冒険編」も。これを見ればスーパーマンのロイスへの愛の深さがわかります。そしてロイスのピューリッツア賞へのこだわりも。元々この2作は同時進行で撮影されていたそうで、色々あって監督が代わったりしたけど、Ⅱも楽しめる素晴らしいエンターテイメント作品に仕上がっています。同じお金を出すなら、一回で深い理解をした方が得ですから。

今回スーパーマンのコスチュームはちょっと色の濃い暗めのデザインとなり、それが渋さを醸し出している。しかしコスチュームが新しくなったといっても、スパイダーマンやバットマンのような他のアメリカンヒーローと比べると、どうしてもちょっと安っぽく見えてしまうのは、やはり「両手が素手」というところと「ショートパンツ」であることが原因なのではないだろうか。 

 

映画はWaterloo station前のIMAX theaterにて鑑賞しました。ここは3Dであるだけでなく、スクリーンの大きさがUK1らしい。実際大きくて楽しめた。ジョン・ウィリアムス作曲の壮大な音楽も健在。

 SUPERMAN は、SPIDERMAN のようにおそらくこのキャストで第2、3作と作られると勝手に思っている。旧作のⅡのように、同じクリプトン人の襲来という設定ができない分、ストーリー構築が難しいかもしれないけど、ぜひ続編を作って盛り上げてほしい!

 


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